症例報告 右肋間神経痛 49歳 男性
1週間前から誘因なく、右胸部~脇部、背部にかけて疼痛出現。
湿布などで様子をみていたが、疼痛変わらず、歩行時の痛み、
寝返りなど体位変換時にも疼痛出現してきたため、当院受診。
当初は最近コロナワクチン後に多い帯状疱疹を疑いましたが、
発疹もなく、3回目のワクチンも打ってない為、帯状疱疹は除外。
(私も7~8年前に帯状疱疹に罹ったことがありますが、背部に
発疹ができて痛みと痒みを伴います)。
転倒、壁にぶつけたなどの外傷、スポーツによる体幹の捻転等も
ないことから、「肋間神経痛」と判断。
施術は体全体の免疫を上げる施術 + 右背部に針とお灸、
特に痛みが強い胸部と脇腹にかけて電気針を施しました。
施術ごとに少しずつ痛みは軽減し、当初にあった右腕を上げた際の痛み、
体を捻った際の痛みも消失してきました。
5回目の施術で寝返り等の体位変換時の痛みもほぼ消失したので
施術は終了としました。
この患者さんは元々当院の近所にお住まいで、以前から
肩こりなどで度々来られていました。
しかし、半年前から東京勤務になり、今回の肋間神経痛を
発症しました。
東京には奈良よりたくさん治療院があるにも関わらず、
わざわざ帰省してまで当院の施術を受けてくださり
感謝です。