症例報告  寝ちがい

寝ちがい    60歳    女性

 

3日前、朝起きて支度をしようとすると、急に首が回らなくなり、

その後は痛くて寝返りも打てなくなった。

湿布を貼って様子をみていたが痛みがひかないため、当院受診。

 

患部をを触診させていただくと、右の首から肩甲骨にかけての筋肉

(肩甲挙筋)、右の首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋)が

ガチガチで左に比べてやや厚みが増していました(少し腫れている)。

 

この患者さんは鍼が初めてだったので、少し過敏な首の前側の筋肉と

首に関係する手足のツボは極細い鍼(0,16mm)で刺激し、首肩背中にかけての

筋肉は全体を緩めるよう電気鍼を施しました。

電気鍼といっても、ビリビリ刺激するのではなくて、「トントントン」と

心地いい低周波の刺激です。

鍼治療といっても、置鍼(鍼を刺して10~15分程置いておく)、

電気鍼(鍼の先端に電極をつけて電気を流す)、

単刺(鍼を刺しては抜いてを繰り返す)とありますが、

今回のような急性の寝ちがいで筋肉がガチガチに固まっている時は

電気鍼が圧倒的に著効を示します。

 

この患者さんも1回目の鍼治療で痛みが半減し、2回目の鍼治療で7割程

痛みが取れました。

3回目は鍼ではなく、首の歪みの矯正を行い、ほぼ日常生活や仕事にも

復帰できるようになりました。

 

例年、年末年始になると寝ちがいやぎっくり腰のような急性の疾患が

増える傾向にあります。

様々な理由がありますが、

1、寒さにより血液循環が滞り、筋肉が固くなる。

2、寒さにより背中を丸めた猫背になりやすい。

3、重いコートなどで肩に負担がかかる。

4、大掃除などで普段使わない筋肉を使う。

5、1年の疲れがどっと出る     etcでしょうか

 

日常生活で大変不便が生じる急性の寝ちがい、鍼治療だと99%2~3回で

良くなりますよ(何事も100%とは言い切れません)。

 

気になる方はお気軽にご相談くださいね。

 

下の写真は寝ちがいの電気鍼の施術風景です。

 

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