先日、とある協会の試験に合格し、「薬膳」の資格を取得しました。
以前から自分自身の経験上(アトピー性皮膚炎で苦しんだ)、食事内容は
超重要であると実感していたので理論的に分かりやすい食事療法を学べるところは
ないかと探していたところ、「薬膳」というのが見つかったのでチャレンジしようと
思い、受験しました。
薬膳とは、東洋医学の考えをもとに、その人の体質に合わせて生薬や
食べ物を組み合わせた健康料理です。
欧米の西洋式食事管理法では、食べ物のカロリーのみで健康を図りますが、
薬膳の東洋式食事管理法では食材そのものが持つ性質を考え、自分の体質に合わせて
それを選び、健康を保ちます。
例えば、これからの暑い夏にはきゅうり、スイカ、トマトなどを食べます。
これはそれぞれの食材が旬で栄養価が高いからというだけではありません。
きゅうり、スイカ、トマトなどは体を冷やし、発汗させたり、利尿作用の
働きがあるからです。
今の私たちの体は、これまでの食べた物からできています。
根本的な体質改善を図るには、治療ももちろん大事ですが食事療法も
欠かすことはできません。
皆さんへの健康への一助になれるようアドバイスをさせてい
いただければと思います。