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症例報告 コロナ後遺症①(動悸・痰・倦怠感)
コロナ後遺症(動悸・痰・倦怠感) 65歳 女性
2ヶ月前、家庭内感染にてコロナウイルスに罹り、10日間自宅療養。
コロナの症状は微熱(37,5°)、咳、軽度ののどの痛み。
対症療法的に市販の薬で解熱剤、咳止めの薬を服用し、
すぐに症状は治まったとのこと。
その後、検査薬で陰性を確認し、社会復帰するも、動悸、倦怠感が
出現してきたため、近所の循環器内科受診。
心電図等で精査するも異常所見がないため、治療方法はなく帰宅。
他に治療法はないか、インターネットで調べていたら、当院が
変わった治療をやってそうとのことで来院。
治療は鍼灸を中心に自律神経の調整 + 脳を活性化させる手技を
週に1回行いました。
5回目の治療で動悸、痰はほぼ消失しましたが、外出等で無理をすると
疲労感が以前より残るとのことで、現在は2週間に1回
治療を行っています。
ある自治体のホームページによると、後遺症に関する症状の実態に
ついては様々な研究がなされていますが、未だ不明点が多く、
それぞれの症状と新型コロナウイルス感染症との因果関係は
分かっていませんとのことです。