症例報告  左股関節痛   15歳   男性

 症例報告   左股関節痛

 

 3日程前、バスケットボールの練習中、急に左股関節の痛みが

出現し、走れなくなった。

数日間、安静、冷湿布等で様子をみていたが、特に痛みは

変わらず、インターネットで当院を検索して来院。

歩く、階段昇降等の日常生活動作は問題ないが、

走り出し、方向転換、減速、切り返し動作等の

バスケットボール特有の動きで痛みが生じ、

思う様にプレイができないとのこと。

まず股関節の動きをチェックすると、右も左も固い。

しかし、痛めている側につまり感と痛みは強い。

動作の癖として、右で跳んで左で着地するので、

普段から左足には張り感が出やすいとのこと。

内転筋と腸腰筋の筋硬縮と判断し、筋硬縮を除去する手技と

股関節と骨盤の骨格調整を行ないました。

入浴後には腸腰筋のストレッチをするよう指導。

1回目で痛みは半減し、練習に久々に参加でき、

3回目終了後からは全力でプレーできているので

4回で治療終了としました。

やはり、若い子は適切に治療すれば治りが早いですね。