[まほろば]という言葉のルーツ
先日、ゴールデンウィークを利用して
以前より行きたかった、いや行くべきであった
伊吹山に行ってきました。
大和は国のまほろば
たたなづく青垣
山ごもれる
大和し うるわし
その昔、景行天皇の皇子、
ヤマトタケルノミコトが天皇の命を受け、
東国を平定して大和へ帰る途中、草薙の剣を持たずに
伊吹山の神と戦って力尽きました。
その死ぬ間際に故郷の奈良を偲んで詠った詩です。
大和は国の中でいちばん良いところである。
幾重にも重なり合った青い垣根のような山々に囲まれた大和は
本当に美しいところである。
患者さんに「まほろば」ってどういう意味なん?ってたまに聞かれます。
実はこの詩から引用したものなのです。